小児の肥満とその対策 *** 小児肥満は親の責任も大きい ***
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薬剤師 山口ひろみち

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ひろみち先生の肥満クリニック
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肥満はこんなに恐ろしい!
忍び寄る生活習慣病

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小児肥満

現在の小児肥満の出現頻度は、1986年頃に比べると、男子で3倍、女子で2倍まで跳ね上が
っています。

特にルックスを重要視する思春期にあっては、巨体がどれだけ小さくなって学校生活を送らなくてはならないかを考えると生きた心地がしないのも当然といえるでしょう。

いじめの対象にもなり、恋愛感情の妨げにもなります。劣等感やストレスを持つことも多くなります。最も危険なのは、痩せようと食べることを拒絶して無理なダイエットに走ることです。

多感な時期のため、誰にも知られずに極度な危険を冒す例も少なくありません。

ここで小児肥満を取り上げる目的は、大人になってから、肥満を解消するより早いうちに手を打っておくことが必要だからです。事実、小児肥満を大人まで引きずっているというケースは3割なのです。

また、成長期という関係もあって、体重を落とすことにこだわらず成功する確率が非常に高いからです。この時期がチャンスなのです。

さらに、親の管理下にあっての治療ができるので、母親の手作り料理で食事療法が行えるのは強みです。

特に、ただの肥満でとどまらないのが現代の食生活の恐ろしさです。小児でありながら、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病を患っていることはザラで、そのまま大人になれば長期にわたって生活習慣病に悩み続けて一生を送らなければならくなります。

結婚そのものも遠いものになってしまいかねません。同じ一生をこんな悪夢で終わらせたくないのは皆一緒です。

小児肥満が本人だけの習慣でなりたっているのかといえば、そうではありません。もちろん本人の意志もあってのことですが、ほとんど親が作り上げた習慣といっても過言ではありません。

親がいかに肥満を促しているか!!

こんなことはありませんか?
お菓子類を買いだめしては、食べたい時にいつでも食べることが出来る用意がある。間食に高カロリーのお菓子を与えすぎている。
自分の目のとどかない所に行かせないようにしていたことから、子供は家でゴロゴロする事が多く友達と外で遊ばない。運動不足である。
親が口うるさく「早く食べなさい」「残さないで食べなさい」などと繰り返されてきたため、親の機嫌を損ねないためにも出された食物を全部食べる習慣がついている。
小さい頃から子供がグズグズ言うとなだめるために食べ物を与えていた。子供も食べることで気分が晴れることを身体が覚えてしまって、何かと食べたがる習慣がついている。
良いことをするとお駄賃として食べ物を与えていた。
お出かけの時には、どうしてもファーストフードやお菓子を与えすぎている。
【食べる楽しみとしての外出】になっている。
おいしいものを好んで食べるのをいいことに、高エネルギー食を与えすぎている。
【おいしいものが良いもの】という食習慣が形成されている。

それに加えて、テレビ、新聞、雑誌などの広告も莫大な費用をかけても子供達に高エネルギー食を食べるように仕向けている。これは、無意識のうちに目に飛び込んでくるし、友達間でも飛び交う話題なので付き合わない訳にはいかない。「食べたことも無い。」では、話題にもついていけない。

こう考えると、肥満しないで生活している子供達の方が立派に見えてくるものです。このままでは、標準児と肥満児が逆転して、どちらが標準だかわからない時代が訪れることになるのではないでしょうか。

その時代を未然に防ぐのがこれからの親の課題であり、今ある小児肥満をいかに改善すべきかにかかっています。

では、小児肥満の場合、どのぐらいの目標でどの程度成功するのか?また、放っておいても成長することで改善することは見込めないのか?ここからすすめてみよう。


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